ホームページのデザインテイストの決め方

公開日：2022年5月23日カテゴリー：ホームページ

みなさん、こんにちは！
今回のブログは福岡の西島がお送りします。

今まで新規開業・既存問わず、様々なクリニック様のホームページ制作をお手伝いさせて頂きました。
今回はそんなホームページ制作で一番イメージを左右する「デザインテイストの決め方」について、お話ししたいと思います。
その際にホームページのデザインテイストを決めていくための打ち合わせを行っていくのですが、クリニックのイメージではなく、先生ご自分の好みのデザインで作ろうとされるケースがあります。が、それで本当に大丈夫でしょうか？

ホームページのデザインのテイストを決めるときは「ターゲットになりきる」

ズバリ、ターゲットである患者様になりきって設定したデザインが効果が一番出やすいです！

例えば、保険診療がメインで、ターゲットが高齢者、親しみやすいイメージのクリニックを開業するとします。
それで、ホームページのデザインは好みだからという理由で、黒貴重にしたり、文字を小さくしたり、英語を多用して、洗練されたオシャレでスタイリッシュなイメージで作ったとしたらどうでしょうか。
大げさなお話に聞こえるかもしれませんが、意外とこういったオーダーは少なくありません！
ここでいうと、ターゲットが高齢者であれば文字は見やすいサイズ感にして、丸みを帯びたフォントをチョイスする。色味は暖色系を使って温かみを出す。といったチョイスが適切です。
（※ただし、眼科であれば文字色は青系が良いかもしれません。高齢者の方の視認性が高いお色だからです。もちろん、青系でも親しみやすい雰囲気はデザインで工夫できますのでお任せください！）

こうした理由から、弊社も最大限先生のご要望にお応えしたいとは思いますが、一般視点も持ち合わせている我々だからこそ、患者さんが受けるイメージを考慮して、時には「こちらのほうがいいと思います」と意見させていただくこともございます。

ターゲット別のデザインテイストの例

※大まかな目安です。クリニック様の細かな診療方針によっては違うものをご提案することもございます。

小児科などお子様がターゲット

ご覧になるお母様に刺さるデザインを考えることが大切です。
例えば木目や丸みを帯びたモチーフを使った優しい雰囲気にしたり、動物やキャラクターを使ってにぎやかでかわいらしい印象にしても良いと思います。

婦人科など女性がターゲット

小児科とも通ずるところがありますが、パッと見で優しい雰囲気を出して、行きやすいイメージにするのが大切です。
黒や強いビビッド系のお色よりも、ベージュやパステル系の淡い色味を使って、全体的に柔らかい印象にすることがおすすめです。
化粧品のホームページや、女性ファッション雑誌などを参考に色味の方向を考えるのも良いと思います。

ビジネス街に開業し、男性がターゲット

ビジネスマンや男性をターゲットにする場合は、無彩色でかっこよくすると良いかもしれません。
WEBや雑誌などのメンズファッション関係、車やバイクなど男性ユーザーが多いコンテンツは無彩色でデザインされているものが多いからです。

自費診療中心、技術力を求める患者様がターゲット

書体を明朝体というシュッとした文字にするだけでも印象が締まりますので、おすすめです。
お色味は差し色でゴールドやシルバーを使うとリッチな印象になります。

まとめ

ホームページ制作をする際にどれくらいデザインにこだわっても、来てほしい患者さんに刺さらなければ、ホームページの意味がありません。

弊社では先生おひとりおひとりに、診療内容、コンセプト、ターゲットを十分にヒアリングし、擦り合わせを行ってから、ホームページ制作を行なっていきます。
そうすることで、クリニックにマッチしたデザインのホームページが出来上がり、ターゲット（来てほしい患者さん）の心を掴むことができるようになり、集患に繋がっていきます。

ヒーローイノベーションではしっかりと先生と向き合い、クリニックの成功のお手伝いができるよう心掛けております。
集患でお困りのクリニック様がいらっしゃいましたら、ぜひご相談ください。