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歯科医院がやらないとヤバいSEO対策とは?キーワードや注意点も解説

SEO対策歯科がするにやるべき対策

SEO対策は、ホームページ集客において非常に重要です。1ページ目と2ページ目では、サイトのアクセス数も約2倍の違うが生まれてしまうと言われています。
また、歯科は医科に比べて競合も多く、SEOにおいても激戦である場合が多くしっかりと対策しなければ上位表示させることができません。
逆に言えば、SEO対策をうまく講じることができれば、多くの人にクリニックのことを知ってもらえるチャンスでもあります。
この記事では、歯科医院のSEO対策について必ずやるべきことや狙うべきキーワード、注意点について解説していきます。

【この記事はこんな方におすすめ】

  • 歯科医院の集患を増やしたい方
  • ホームページのSEOをあげたい方
  • WEB集客を成功させたい方

 

目次

 

歯科医院のSEO対策でやるべきこと

歯科医院がホームページのSEO順位を上げるために、必ずやるべきことを紹介します。すぐに実践できるように【やるべきこと】とまとめてますので、実践してみてください。

提携先病院などと相互リンクを行う

相互リンクというのは、お互いのホームページにお互いの先のリンクを貼り付け、相手のホームページに飛べる状態です。
この相互リンクというのは、SEOへの影響も大きいため、施策の1つとして必ずやるべきことになります。
ただし、なんでも相互リンクすれば良いというわけではなく、自分のホームページのテーマ(歯科医院でいうと、歯科に関する、医療に関するなど)と関連するホームページが望ましいです。
また、権威性のあるホームページがベストです。そのため、提携先病院やクリニックとの相互リンクが一番おすすめになります。

【やるべきこと】
・提携先の病院やクリニックがあれば、提携先としてホームページリンクをつけて紹介するコンテンツを入れる
・提携先にも、自分のクリニックのホームページリンクを入れてもらう

 

クリニック系のポータルサイトに掲載

ポータルサイトは、多くの情報を持っており、アクセス数も多くなる傾向があるため、SEO評価が高いものも多くあります。
このポータルサイトに掲載することで、医院の信用性もあがり、ホームページのリンクも貼ることができれば質の良い外部リンクも取得でき、SEOへ良い影響を与えます。

歯科クリニックを紹介するポータルサイトを一部紹介します。

【やるべきこと】
・クリニックポータルサイトへの登録

 

細かなニーズに応えられる記事を制作する

よくあるSEO対策としては、キーワードを狙った長文で多くの情報をまとめて解説することでキーワード数や狙ったキーワードの周辺キーワード、文字数を記事内に多く含ませるようなSEO対策でしたが、今は違います。

最近のSEOアップデートで、ニーズメット(検索ワードの一致性)が重要視される傾向が出てきたためです。
文字数が少なくても、細かなニーズに応える記事を制作し、補足や他のテーマに触れる場合は、別記事のリンクを記事内に入れるなどの対応で問題ありません。

【やるべきこと】
・文字数が少なくても質の高い記事を作る
・狙うキーワードは、ビックワード配下のキーワード
例)「親知らず 抜歯 食事」など

 

1次情報を活用した記事を制作する

SEOは、2次情報や3次情報よりも1次情報の情報発信がより良い評価をもらえると言われています。
アンケート調査の結果や、医院が持つ診療データの統計、実際にあった症例紹介などです。
内容によっては、データ利用に関する規約に同意して初めて活用できるものもあるので、注意が必要です。

【やるべきこと】
・症例紹介の記事やページを作成する
・アンケート調査をコンテンツにして発信する
・アンケート前には、ホームページに公開するなどのプライバシーポリシーや利用規約をチェックしてもらう

 

クリニックの基本情報は入れ方が重要

クリニックの基本情報をホームページに記載することは当たり前ですが、見えればいいってものではありません。
SEOは、基本的に文字情報を読み取ります。
そのため、画像データのテキスト解析はされてない可能性が高いと考えられます。(画像設置は、htmlにalt属性というどんな画像なのか説明を書く箇所がありますが、これを書いても画像検索には影響がありますが、SEOには影響しません→海外SEO情報ブログに記載されていますが、Google SEO office hoursにてミュラー氏が発言されています。)

そのため、電話番号や医院名、住所、診療科、院長名などは必ずテキストで入れましょう。 制作会社によっては、フォントの関係で画像で入れてしまう場合があるため、画像で入っていた場合は確認を入れましょう。

【やるべきこと】
・制作会社へ基本情報を画像で入れてたりしないかの確認

 

セミナーへの参加・登壇、地域貢献活動について情報発信する

歯科医師や同等な権威のある人しか参加出来ないようなセミナーなどの参加や登壇、地元への貢献活動は積極的に情報発信をしましょう。 権威性や信頼性の向上でSEOへ良い影響を与えますし、ホームページを見る人も興味を持ちやすくなります。

【やるべきこと】
・医師紹介、プロフィールページで登壇歴や論文発表歴について記載する
・お知らせなどで、セミナー参加・登壇について発信する

 

上級者編:メタデータにキーワードを含む

メタデータとは、ホームページを構成する上で必要なタグと言われるものです。

例えばこのようなタグがあります。

  • <title></title>
  • <description></description>
  • <h1></h1>
  • <h2></h2>
  • <h3></h3> など

このようなタグの中にテキストを入れることでホームページに反映されます。
なおかつ、上記で挙げたタグの中身をどんな内容にするかはSEOにとっても重要です。
このタグの中には、検索で狙いたいキーワードを入れることがSEO向上に繋がります。
しかし、ホームページのトップページなどは、SEO対策でタグの中にキーワードを無理やり詰め込むと見ずらい・読みずらいホームページになってしまうため、注意が必要です。
記事作成などの際は、しっかり構成を考え、各タグの中にキーワードを入れても違和感のないよう設計したりします。
コラムの構成についての記事で、タグについても解説しています。
詳しくはこちらをチェック

【やるべきこと】
・タグの中にキーワードを入れる
・制作会社にキーワードが入っているか確認する

 

上級者編:サイトの表示速度を改善する

これは、制作会社の方へ相談する必要があるかも知れませんが、ホームページの表示速度もSEOにとっては非常に重要です。

PageSpeed insightsからスピードチェックが可能です。
目安として、下記の速度は最低限欲しいところです。
ただし、デザインやホームページの仕様によっては難しい場合もあるため、スピードチェックしてみて制作会社へ相談するべきかと思います。
スマホ:30以上
パソコン:60以上

【やるべきこと】
・上記に紹介したサイトでスピードチェック
・数値が低い場合は、制作会社へ相談
・コラムを自身で書いている方は使っている画像は軽量化してから使いましょう →軽量化ツール

 

 

歯科医院のSEOで必要なことを理解しましょう

歯科医院において、SEO対策の具体例をお伝えする前に、SEOの評価基準について簡単に解説します。

 

SEOは、E-E-A-Tという評価基準がある

E-E-A-Tとは、Googleの検索品質評価ガイドラインで定義されているウェブサイトの評価基準です。各アルファベットは、英語の頭文字となっており、4要素で成り立っています。

  • Experience 経験
  • Expertise 専門性
  • Authoritativeness 権威性
  • Trustworthiness 信頼性

ホームページでSEOを上位に上げるには、これらの要素を抑え、コンテンツ制作する必要があります。
Googleは、「欲しい情報が正しく伝わる」ことを理想としているため、当然のことではありますが、「みんなから信頼されて、その道の専門家で、多くの実績を持つ、権威的な人」からのコンテンツを評価します。また、コンテンツの中身においても、「経験から生まれた内容かつ専門的で、信頼できるコンテンツ」をGoogleは見て欲しいと考えます。
そのため、このようなE-E-A-Tが評価基準として成り立っているのです。

 

歯科医院は、E-E-A-Tを出しやすい

歯科医院は、E-E-A-Tの塊だと思っています。
歯科医師免許や学会登壇・参加、監修、治療事例、論文執筆など、E-E-A-Tを見たすような要素を多く持つと考えるためです。
そのため、しっかりとこのようなコンテンツをホームページで出すことで、自ずとE-E-A-Tはそこそこクリアすることができます。

 

しかし、医療はコンテンツの質が高くなかればならない…!

医療機関が発信する情報は、YMYL(Your Money Your Life/お金や生活)に関するコンテンツといって、人々のお金や人生に大きな影響を与える対象とされており、「医療・健康・安全」などの人への影響度合いの高いコンテンツはYMYLジャンルといい、SEO順位を上げるには、コンテンツのより高い品質が求められています。

当然、歯科のコンテンツも含まれているため、公共機関などが提供するデータを用いるなどで、情報の正確性などの証明まで行うことがベストです。

【参考】

Googleの「検索品質評価ガイドライン」全部英語です。

 

E-E-A-Tを意識したホームページ制作

E-E-A-Tを意識したホームページ制作について具体例を用いて解説します。

 

CASE01 医師紹介を充実させる

医師紹介は、専門性、権威性、実績、信頼性を一番出しやすいコンテンツです。
ここのは、下記のような内容を充実させましょう。

  • 学歴
  • 経歴
  • 資格
  • 所属学会
  • 終了したセミナー
  • 登壇したセミナー
  • 論文発表 など

これらの内容に、リンク先があればリンクさせることも良いかと思います。

 

CASE02 コラムには医師の著者情報を載せる

歯科コラムなどの専門的な内容をホームページに投稿する場合、著者情報として医師の名前と簡単な紹介などを入れましょう。 これは、作成されるコンテンツ(記事)の信頼性・権威性などを上げることができると言われています。
「専門家の人が出してくれた情報」と捉えられ、SEOにおいても良い評価を受けやすくなります。

【入れるべき著者情報】

  • 名前
  • 所属医院
  • 役職(院長、医師など)
  • 公演登壇、論文発表実績
  • 資格 など

 

CASE03 治療紹介ページを作る

治療紹介、症例紹介などの実績コンテンツは、実際の「経験」として評価されやすくなります。
E-E-A-Tには、記載がないですが、他のサイトにはない「独自性」という点もSEOでは高く評価されます。
そのため、治療紹介などのビフォーアフターなどは、SEO観点からも良いコンテンツとなります。
ただし、治療紹介のコンテンツは、「医療広告ガイドライン」に該当するため掲載にはルールを守る必要があるので、注意です。

 

歯科医院がSEO対策で狙うべきキーワード

ホームページを見てもらうと言うことは、基本的には検索にヒットして、クリックしてもらうことになります。
そのため、第一に検索にヒットする必要があり、それは「検索キーワード」に依存します。
ヒットさせたい検索キーワードを出して、ホームページ設計・運用を行うことがSEO上位につながりますし、最終的に多くの集患につながります。

 

狙うべきSEOキーワード① 「歯医者 + エリア」

一番基本のキーワードで、クリニックの商圏エリアと「歯医者」を組み合わせたキーワードを狙います。
例えば、「天神 歯医者」や「葛西 歯医者」などです。

 

狙うべきSEOキーワード② 「歯医者 + 駅名」

駅名と「歯医者」で検索される場合も多いため、ここも狙っていくべきキーワードになります。 ほとんどの駅名はエリアと一緒ですが、駅名についている広すぎたり、エリア名とは違う駅名だったりした場合、駅名を含んだ検索が多くなります。
例えば、「歯医者 東京駅」など、「東京」という地名は広すぎるためあまり使われませんが、「東京駅」は検索で多く使われます。

 

狙うべきSEOキーワード② 「歯の症状 + エリア」

歯の症状をそのまま検索することも多くあります。
これは、歯医者に行けば良いことはわかっているが、この症状をしっかり治療してもらえるのかどうかや専門的に治療しているかどうかを調べたいケースが多いです。
例えば、「天神 虫歯」や「天神 歯周病」、「天神 奥歯 しみる」などです。
これらは、トップページに症状を入れることもですが、下層ページに虫歯ページや歯周病ページを用意して、症状についての詳細や治療についての詳細をしっかり書いてあげることが重要です。

 

狙うべきSEOキーワード② 「医院の特徴 + 歯医者 +エリア」

医院の特徴で検索される方もいます。
特徴としては、

  • 予約制
  • バリアフリー
  • 駐車場
  • キッズスペース
  • 夜間診察
  • 土日診察
  • 個室完備 など

歯医者選びとしての基準は人それぞれですが、エリアなどによってウケのいい特徴も変わりますし、気にされている方も結構いますので、歯科医院としてのターゲット像によって特徴を持つことで、しっかりターゲットからの検索流入を見込むこともできます。

 

そのほか検索意図を意識したキーワードを考える

特に、記事コンテンツとしてSEOを狙いたい場合などは、検索意図の理解は重要です。
検索意図の理解は、ユーザーの悩み理解と置き換えることもできます。
例えば、「舌の淵が歯形になっている」という悩みがあったとします。
これを検索する時、「舌 歯形」のようなキーワードになる想定ができますので、このキーワードを狙ったSEO記事を制作していきます。
また、「舌の淵が歯形になっている」という悩みでどのようなことを知りたいかも想定が必要です。

  • 命に関わるのか
  • 舌が悪くなったりするのか
  • 治るのか
  • 治す必要はあるのか
  • どうやったら治るのか など

狙いたいキーワードごとに、どんな内容を知りたいのかを整理することが重要です。

 

歯科医院のSEOに関する注意点

SEOには、注意点があります。
特に、歯科医院などの医療系のホームページでは、注意点が他よりも多いため、気をつけなければSEO効果が出なかったり、逆にSEO順位を落としてしまうことにもつながりますので、しっかり理解しておきましょう。

 

医療系は特にコンテンツの質を重視される

先ほども、YMYLについて少し触れましたが、医療系のサイトは、特にコンテンツの質が重視されます。
情報は正確か、誰が書いたのか、どのホームページが出している情報なのかなど複合的にも判断されます。

まずは、上記で解説したやるべきことを実践し、発信する記事などのコンテンツも情報や数値は正確か、ソース元も一緒に出してあげるなどのテクニックが必要になります。

 

SEO施策は効果が出るまで早くても3ヶ月かかる

SEO施策は、時間がかかるため早期な利益には直結しにくい傾向にあります。
成果が目に見え始めるのが、対策を初めて3ヶ月ごと言われています。
キーワードにもよりますが、半年でSEO1位になるのは良い方で、競合の多いキーワードですとSEO1位になるのに1年以上かかってしまうケースもよくあります。 短期的な施策はないため、長い目で施策を継続する必要があります。

 

間違ったSEO施策は順位を落とす

有効なSEO施策と言うのは、半年や1年でガラッと変わるものです。
さらに、今年はSEO基準のアップデートが3回もありました。
そのため、前は有効でも今は逆効果という施策がいくつもあります。そのような施策をやってしまったり、提案されて鵜呑みにしてしまうことは順位の下落につながりますし、戻すのにも何年もかかってしまいます。
間違ったSEO施策を実施しないように、有効かどうかの判断をできるようになっておきましょう。

施策について有効かどうかググろう。

SEO施策は、再現性の高いものばかりですので、ほとんどの施策については検索すると出てきます。
やろうとしている施策が有効なものなのかリサーチしましょう!
これだけで、基本的には間違い無いです。

今は通用しないSEO施策

  • 狙いたいキーワードを入れすぎる
  • 無駄なリンクを増やす
  • 低クオリティな記事やコンテンツを増やす など

 

記事制作が難しいからといって、生成系AIを無闇に使わない

ChatGPTのような生成形AIはとても便利ですが、ホームページで使う文章や記事作成を丸投げするのはNGです。
誤った情報やおかしな日本語などが表示されると低品質コンテンツの仲間入りになります。
活用自体がNGというわけではなく、誤った情報を広めることがNGですので、全てを任せるのではなく、構成を作ってもらうなどの1部の作業を任せるなどで業務効率にとどめましょう。

ChatGPTの活用方法はこちらをチェック

 

まとめ

E-E-A-TやYMYLなど難しい単語をいくつか出してしまいましたが、歯科医院のSEOを上げるのには重要なキーワードになりますので、これを機に覚えておいてください。

やることも多く、めんどくさかったり難しかったりするのがSEOです。ご自身でできることはぜひチャレンジしてみて、制作元に依頼しなきゃできない場合は、まずは、サポートの範囲内でやってもらうことをお勧めします。

ぜひ、実践してみてください。

著者・監修者情報

この記事を投稿した人

ヒーローイノベーションスタッフ
「医療を便利に分かりやすく」
株式会社HERO innovation(ヒーローイノベーション)です。
医科・歯科のクリニックをはじめ、医療に関するホームページ制作・WEBおよびマーケティングは弊社にぜひご相談ください。

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