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お役立ちコラム
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クリニックのホームページは、現代の集患活動において非常に重要な役割を果たしています。しかし、ホームページを作成しただけでなく、実際にどれだけの人がそのサイトを訪れているかを把握し、それを適切に活用することが集客力の向上につながります。
この記事では、クリニックホームページのアクセス数をどのように取得し、どのように活用していけば良いかを詳しく説明します。
目次
クリニックを開業した際、多くの方がホームページを作成します。しかし、ホームページを作成した後、そのサイトがどれほどの頻度で見られているか、実際のアクセス数を把握している先生は意外に少ないです。アクセス数を正確に把握することは、集患効果を測るうえで重要な指標となります。どれだけの人がクリニックのホームページを訪れているかを知ることで、以下のようなメリットが得られます。
・効果的な集客戦略の立案
アクセス数を元に、どのようなマーケティング施策が効果を発揮しているか、または改善が必要かを把握できます。
・クリニックの認知度の測定
アクセス数を知ることで、クリニックの知名度や認知度の推移を把握し、必要なプロモーションを打つことができます。
・ユーザーの動向を分析
ホームページを訪れるユーザーの動向を分析することで、患者様が何を求めているかを理解し、サービスの改善に役立てられます。
Google Analyticsとは?
アクセス数を確認するためのツールとして最も有名で無料で使えるツールが「Google Analytics(グーグルアナリティクス)」です。Googleが提供するウェブ解析ツールで、クリニックのホームページに訪れるユーザーの行動を詳細に把握することができます。導入の設定は、ホームページの管理会社に依頼するとスムーズです。
Google Analyticsでは、ホームページに訪れるユーザーの動きを「セッション」と「ユーザー」という指標で確認できます。これらの違いを理解しておくことが大切です。
〇セッション
セッションとは、ユーザーがホームページにアクセスした1回の訪問を指します。同じ人が朝と夜に訪問した場合、それぞれ1セッションとしてカウントされます。
〇ユーザー
ユーザーは、特定の期間中にホームページを訪れた固有の訪問者を意味します。同じユーザーが複数回訪問してもユーザー数は1としてカウントされます。しかし、PCとスマホなど異なるデバイスでアクセスした場合は、それぞれ別のユーザーとしてカウントされることがあります。
〇直帰率とは?
「直帰率」とは、ホームページを訪れたユーザーが1ページだけ閲覧して離脱した割合を示す指標です。直帰率が高い場合、訪問者がホームページ内で必要な情報を見つけられなかった、もしくは関心を引けなかったことが考えられます。改善が必要なポイントです。
〇直帰率の計算
直帰率は、全セッション(訪問)の中で、1ページしか見られずに離脱した割合です。たとえば、100セッションのうち60セッションが1ページのみで離脱した場合、直帰率は60%となります。
Google Analyticsのデータを使って、訪問者がどのページを訪れているか、どれくらいの時間を過ごしているかを確認します。たとえば、診療案内ページが多く見られているのに予約ページへの遷移が少ない場合、予約ページの位置や導線を改善する必要があります。
直帰率が高い場合、訪問者が必要な情報をすぐに見つけられないことが原因かもしれません。ページのレイアウトを見直し、ユーザーが求める情報にすぐアクセスできるように工夫する必要があります。例えば、診療内容、アクセス情報、診療時間など、患者様が知りたい情報を見やすく整理します。
コンバージョン率とは、ホームページを訪れたユーザーが実際に予約や問い合わせを行った割合のことです。アクセス数が多くてもコンバージョンが低ければ、来院につながりません。予約フォームの改善や、クリニックの強みを効果的に伝えるコンテンツの追加が有効です。
アクセス数データの取得は、Google Analyticsをクリニックのホームページに設置することで可能になります。以下のステップで設定を行いましょう。
Googleアカウントの作成
まず、Googleアカウントを作成し、Google Analyticsにアクセスします。
Google Analyticsの設定
Google Analyticsにログイン後、トラッキングIDを発行し、ホームページのソースコードにそのIDを埋め込みます。この作業は、ホームページ管理会社に依頼するのが一般的です。
データの確認
設定が完了すれば、すぐにアクセス数の確認が可能です。リアルタイムでの訪問状況や、期間ごとのアクセス数、ユーザーの動向が詳細にわかります。
キーワードの選定
患者様がどのようなキーワードでクリニックを検索しているかを予測し、適切なキーワードをホームページ内に盛り込むことが大切です。例えば、「〇〇市 内科」「〇〇市 歯科 予約」などの地域名と診療科目を組み合わせたキーワードが効果的です。
メタタグや見出しの最適化
ホームページの各ページに、適切なメタタグ(タイトルタグ、メタディスクリプション)を設定し、検索エンジンにページの内容を正しく伝えましょう。また、H1、H2などの見出しタグを効果的に使用することで、検索エンジンがページ内容をより理解しやすくなります。
アクセス数が期待よりも低い場合、以下のような原因が考えられます。
キーワードが適切でない:患者様が検索する言葉と実際に使用しているキーワードが一致していない可能性があります。
コンテンツが不足している:情報量が少なく、訪問者が長く滞在しないため、Googleの評価が低くなることがあります。
ページの読み込み速度が遅い:ホームページの読み込みが遅いと、ユーザーが離脱しやすくなります。画像の最適化や無駄なスクリプトの削除などで速度を改善しましょう。
クリニックのホームページのアクセス数を増やし、実際の来院につなげるためには、Google Analyticsを活用してデータを収集し、サイト改善を繰り返すことが重要です。また、SEO対策を通じて検索エンジンで上位に表示されるよう工夫することで、アクセス数が自然に増加し、集患力が向上します。
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