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お役立ちコラム
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クリニックの開業時に用意するものはたくさんあるかと思います。
融資を受け、物件や機器、人材、電子カルテなどその中でも集患につながる大きな要因としてホームページの準備も必要です。
そんなホームページの準備といっても何をやるべきなのか、とりあえず制作会社に相談すべきなのか、など悩みも尽きないかと思います。 そんな方のために、この記事ではクリニック開業時におけるホームページ制作のポイントや注意点、制作会社の選び方などを解説します。
【この記事は、こんな方におすすめ】
目次
制作のポイントを「制作段階のポイント」と「公開後におすすめな施策」について解説して行きます。
クリニックのホームページ制作は、公開までに早くて3ヶ月程度で余裕を持って5ヶ月程度と考える必要があります。
簡単な制作スケジュールは以下のとおりです。
この図のとおり、5ヶ月程度が基本的に必要な期間ですので、開業スケジュールに合わせて依頼を出す必要があります。
ホームページ制作は、細かい工程が多く、確認も多く発生します。開業準備で忙しい期間ではありますが、クリニックのコンセプトや将来像をしっかりとホームページに反映させるために必要な内容になるので、めんどくさがらずに確認と意見出しを行って行きましょう。
クリニックのホームページは、診療科によって必要なページが変わりますが、基本的な構成は同じです。
どういったページが必要なのかというと、「見る人が簡単に情報を見つけやすくするためのページ」です。
情報が少なければ、見る人は満足しませんし、情報が多すぎて整理されていないと、見る気を無くしてしまいます。そのため、ページで分けることで情報を整理し、知りたい情報に辿りつきやすくなるということがページを分ける意味になります。
そのため、無駄にページを増やす必要はありませんし、SEOの面では逆効果だったりします。 必要なページに必要な情報を記載してあげることがクリニックのホームページには何よりも重要です。
<歯科のサイトマップ(例)>
【1】トップページ |
<内科のサイトマップ(例)>
【1】トップページ |
サイトマップができると、次はトップページの構成をしっかり理解しましょう。
クリニック専門の制作会社ですと、最適な構成を提案すると思いますが、最低限これは必要というコンテンツを紹介します。
ホームページを見るということは、ざっくり「このクリニックにしようかな〜」と「このクリニックはどんな感じだろう」と2パターンのユーザーがいます。(患者さんになり得るユーザーのみを考慮)
この2つは、「行きたいか行きたくないか」と「行くことができるかできないか」と言い換えることも可能です。
wantとcanですね。
この2パターンのどちらにとっても必要な情報を入れてあげる必要がああります。
お知らせや診療時間、アクセスなどは「can」、診療内容やクリニックの特徴は「want」になります。
患者さんになり得る人の気持ちを考えた構成を作っていくことがクリニックのホームペーでは非常に重要になります。
デザイン制作は、急にイメージを教えてくださいなどと言われても難しいと思います。
そのため、まずは開業に対する思いや自分の好きなことを伝えてみましょう。
制作ディレクターが上手にヒアリングしてくれることもあるので、聞かれたことに丁寧に答えるだけでも十分です。
また、内装デザインを考えた時の想いや気持ちを伝え、パースを見せるなどもいいかもしれません。
情報が不足したりすると、デザインが出来上がって期待外れだったということもあるので、丁寧に伝えていきましょう。
公開後、すぐに検索にはヒットしません。
検索結果に反映されるには、3日程度で表示されることもあれば、2週間程度かかる場合もあります。
この仕組みは、Googleによるものですので、早めるなどは難しい実情があります。
また、検索でヒッSEOトしたとしても順位が低いことがほとんどです。公開後の1番の課題は、SEO順位を上げるなどで認知を広めることです。 その具体的な内容について解説します。
まずは、Googleビジネスに登録して、マップ検索で表示されるようになりましょう。
エリアにもよりますが、競合が少ないエリアですとマップ検索ですぐに上位表示も狙うことが可能です。
また、クリニックをマップ検索で調べる人も多いため、認知の広がりも期待できます。
ゆくゆくは、Google口コミの獲得などで、マップ検索での順位1位や信用性獲得で多くの集患を獲得しましょう。
開業しても最初は認知が取れていません。
SEO順位を上げるには時間もかかります。そこで、短期的な認知獲得としてGoogle広告の出稿をお勧めしています。
検索広告やGoogleマップ広告など、診療圏のユーザーに広告を届けることで、短期的な認知獲得を目指します。
ある程度認知が取れて集患が安定した場合は、広告出稿を下げてもよろしいかと思います。
【リスティング】
【Googleマップ広告】
逆に、美容外科や美容皮膚科、歯科でも審美歯科や矯正歯科専門のクリニックなどは、しっかり広告予算を確保し、広告によって集患して単価の高い自費診療で売上を立てることもが主流かと思います。
SEO順位を上げるには、見る人にとって有益な情報を届ける必要があります。
クリニックのホームページは、有益な情報の1つです。
そのため、他の企業サイトよりも上位にあがりやすくなります。しかし、SEOで戦っているのは、同様のクリニックになるので、競合クリニックよりも高いSEO順位を獲得するには、有益な情報をコラムで発信していきましょう。 また、提携している病院と相互リンクすることもSEOにいい影響を与えます。
【公開後、手軽に行えるSEO対策】
・有益な情報をコラムで発信
・提携病院との相互リンク
ホームページ制作は、クリニック側の注意点もあります。この注意点を押さえ、制作に臨むことでホームページの成功確率はぐっと伸びます。
クリニックのホームページ制作が、クリニック専門の制作会社に依頼するべき理由の1つです。
医療広告ガイドラインが「広告」として含めるものに、ホームページも該当しています。
・患者の受診等を誘引する意図があること(誘引性)
・医業もしくは歯科医業を提供する者の氏名もしくは名称または病院もしくは診療所の名称が特定可能であること(特定性)
どんなことが書いてあるかというと、下記のような内容です。
・記載してはいけない内容
・記載可能な内容
他にも注意点や限定解除と呼ばれるものまでありますので、詳しく確認してみてください。 この医療広告ガイドラインを無視したホームページ制作を行ってしまうと大変危険ですので、要注意です。
もし、公開しても一向にサイトが検索表示されない場合は、検索エンジンにホームページを認識されていない場合が考えられます。おそらく下記のような原因で表示されていません。
・検索エンジンがサイトを見つけられない設定にしている
・検索エンジンから低品質コンテンツを認識されている
ホームページは、あえて検索結果に表示させることが可能です。
制作途中のサイトで、検索ユーザーから流入させたくない場合や質の低いページを表示させない設定にしてSEO評価を下げないようにするなどの使い方があります。
この設定が誤って残っているケースも中には存在しますので、制作会社へ確認を入れることをお勧めします。
見つけられないようにする設定方法は、下記のような方法があります。
・ホームページのHTMLファイルというものに、noindexの記述を入れる
・robots.txtというファイルにページを認識させない記述を入れる
低品質コンテンツとは、検索するユーザーが知りたい情報ではないものが乗っていたり、情報が少なかったり、他のクリニックホームページの文章を丸々マネして公開している場合などに評価を受けます。
見つけ方としては、Google Search Consoleで確認でき、インデックスされていない理由が「クロール済み インデックス未登録」の場合、低品質コンテンツと認識されている可能性が高いです。
対策としては、該当ページの内容を作り直したり、逆にnoindexすることで低品質コンテンツを認識させずにサイト全体の質を上げることができます。
サイトが検索でヒットしない場合は、制作会社へ問い合わせするとこれらを確認してくれるはずです。
ホームページ制作会社の選び方について、解説します。基本的なところではありますが大変重要になりますので、ぜひ選び方の参考にしてみてください。
先に解説したように、医療広告ガイドラインなど医療専門の制作会社ではなければ詳しくわからないことが多くあります。
ほかにも、クリニックの開業に理解があるか、内覧会に理解があるか、患者さんの理解があるか、ホームページ以外のクリニックに必要なもの(診察券、チラシ、リーフレット、看板など)を理解している会社の方が当然制作スピードも質も高くなり、手間も減ります。
構成やサイトマップについても、クリニック専門の制作会社に依頼する方がクリニックの集患が成功する確率は高くなるでしょう。
これらの理由から、医療・クリニック専門の制作会社をお勧めします。
制作会社を選ぶ時、必ず制作事例を確認されるかと思います。
クリニックの制作事例、中でも同じ診療科の事例がしっかりあるのかが重要になります。
制作事例が2000、3000件ある会社ですと、ホームページにおける集患の仕組みが確率されていることが多いですし、開業におけるホームページ以外の必要事項についてサポートしたりすることもあるので、事例数と自分の診療科を確認しましょう。
ホームページは、制作期間よりも運用期間の方が長いです。そのため、しっかり運用されているのか既存のお客さんが満足されているのかは継続率に反映されます。
この継続率が高いほどホームページのサポート体制が充実してると言えるでしょう。
しかし、中には管理件数が10件で継続率100%と謳っている制作会社もあるので、管理件数と継続率を必ず両方確認しましょう。
いかがでしたでしょうか。
今回は、クリニックの開業時におけるホームページ制作について解説しました。クリニックの開業は時間との戦いでもあります。その中でも質の良いホームページを作るには最低限時間を作り意見を出したり、確認を行う必要があります。
逆にいうと、開業準備期間に対策すれば集患はうまくいきやすくなります。 ホームページ制作をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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