- ホームページに関するお問い合わせ
- 050-3645-3907
COLUMN
お役立ちコラム
COLUMN
お役立ちコラム
患者さんとのコミュニケーションをよりスムーズに行うためのツールとして、LINEを利用する歯科医院は増加傾向にあります。
LINEの利便性や即時性を活用することで、患者さんとの連絡が円滑になり、歯科医院の集患力を向上させることができます。
この記事では、なぜLINEが歯科医院に適しているのか、その具体的な活用法とメリットを成功事例を交えながら解説します。
LINE導入を検討している歯科医院は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
LINEは多くの人が利用するコミュニケーションツールで、機能的にも導入しやすいためおすすめです。
電話やメールなどの既存のツールとLINEの違いには以下の内容が挙げられます。
厚生労働省の調査によると、患者さんが医療機関を選ぶ際に参考にする情報の約3割が「医療機関が発信するインターネットの情報」であることがわかっています。
この中で、LINEは幅広い世代で使われているコミュニケーションツールで、全世代の94.9%が日常的に利用しています。
歯科医院がLINEを導入することで、患者さんは新たなアプリをダウンロードする必要がなく、手間を省けます。
さらに、自動応答機能を活用することで、患者さんが24時間いつでも質問に対する回答や予約ができる仕組みを整えることができます。
また、自費診療に関するキャンペーン情報などをLINEで配信することで、新しい患者さんの獲得にもつなげられます。
患者さんとスタッフ双方にとって便利で使いやすいツールと言えるでしょう。
歯科医院がLINEを活用するメリットとして以下の2点が挙げられます。
それぞれくわしく解説します。
LINEの導入により、個別に予約できたりリマインドしたりできます。
これにより、歯科医院は集患できリピート率がアップします。
歯科医院では、予約制を導入していることが多く、LINEの使用により手軽に予約管理が可能です。
また、LINEで定期検診のリマインドもできます。来院を通知できるため、予約のキャンセルの減少が見込めます。
これらを活用して、新規の患者さんの獲得や既存患者さんとの関係性を強化できるでしょう。
LINEを活用するもう一つのメリットは、個々の患者さんに合わせた情報発信が可能なことです。
たとえば、特定の治療を受けた患者さんに対しては、治療後のケア方法や定期的なチェックの重要性をLINEで案内できます。
また、患者さんの誕生日や記念日をLINEでお祝いすることで親近感を高められます。
歯科医院でLINEを活用する場合は、公式アカウントとして運用が必要です。導入の流れは以下のとおりです。
順番 | 項目 | 方法 |
1 | LINE公式アカウントの開設 | 「LINE公式アカウントをはじめる」から開設する
無料と有料とでは送れるメッセージの数が異なる |
2 | 認証済アカウントの申請 | LINEヤフー社の審査が通ると信頼性が高くなる |
3 | 友達を増やす | ポスターや声掛けで友達を増やす |
4 | 適度な情報の配信 | コラムや情報などを配信する |
5 | 分析と改善 | 分析機能で反応に応じて分析と改善を繰り返す |
公式アカウントは、インターネットからアカウントを作成し、必要な情報を入力するだけで簡単に開設できます。
開設後は、公式LINEを運用していく必要があります。
公式LINEの活用方法は、診療時間の案内や診療予約の取得、自動応答機能(チャットボット)による疑問の解決などです。
チャットボットといわれる自動応答機能は、患者さんが質問を入力すると自動で返信する機能です。
たとえば、「診療時間は?」や「つぎの予約はいつですか?」といった質問に、あらかじめ決められた回答を送ることができます。
この機能を使うことで、営業時間外でも患者さんからの質問に対応が可能になり、患者さんにとってより便利なサービスを提供できます。
また、LINEを活用したメッセージ配信では、キャンペーンや診療案内の配信も可能です。
とくに、歯科は自費診療もあるのでキャンペーンをうまく活用すれば、リピーターや集患が期待できるでしょう。
LINEでは患者さんに合わせて多くの情報を提供できます。情報発信の内容は主に以下のようなものがあります。
LINEで次回の定期検診の予約をリマインドをすることは、効果的です。
たとえば、3カ月ごとの検診が近づいた時期に、LINEで「次回の検診は〇月〇日です。お待ちしております」とメッセージを送ることで患者さんは予約を忘れずに済みます。
これにより、歯科医院もリピートの患者さんを確保しやすくなります。
また、歯科医院がキャンペーンを実施する際にも、LINEでの告知が効果的です。
たとえば「ホワイトニングに関するキャンペーン」や「定期健診割引キャンペーン」など、患者さんに有益な情報を簡単に配信できます。
ほかにも、治療が終わった患者さんに対して、LINEでフォローアップメッセージを送ることで、治療後のケアをサポートが可能です。
たとえば「本日の治療後は痛みがあるかもしれませんが、つぎの日には和らぐことが多いです」といった事細かなアドバイスの提供により、患者さんに安心感を与えられます。
このような情報発信をうまく組み合わせることで、患者さんからの信頼を得られ、患者満足度も高くなるでしょう。
歯科医院でLINEを使用する際には、以下の2点に注意が必要です。
注意するポイントをそれぞれ紹介していきます。
LINEで患者さんと連絡をとる際には、個人情報やプライバシーに配慮する必要があります。
LINEで送信されるときは暗号化されていますが、治療内容や個人情報が含まれる場合は慎重に対応することが重要です。
LINEメッセージを頻繁に送信すると、患者さんに負担をかけてしまうことがあります。
内容が有益であっても、頻繁に送られると、あまり良い印象にはなりません。
メッセージを送る際には、適切な頻度での送信が重要です。
実際にLINE導入が成功している歯科医院の実例を2つ紹介します。
A歯科医院では、LINE公式アカウントを活用してキャンペーンの告知や治療後のフォローアップする仕組みを導入しました。
これにより、患者さんとのコミュニケーションがスムーズになりました。
また、チャットでの予約を可能にしたり、メニューに予約ボタンを設置したりすることで、予約を取りやすくしました。
予約をしていない患者さんには予約を促すメッセージを送るようにしています。
これにより、予約率が20%アップしています。
B歯科医院では、LINEによる定期検診のリマインドメッセージを導入し、定期健診のリピート率が向上しました。
3カ月ごとの検診が必要な患者さんに対して、適切なタイミングでのリマインドが効果的であり、予約を忘れる患者さんが減少しています。
また、自費診療のキャンペーンを定期的に発信することで、患者さんの興味を喚起しています。
これもリピートや集患に繋がっているそうです。
歯科医院でLINEを活用することで、患者さんとのコミュニケーションがよりスムーズになり、リピート利用や新しい患者さんの集患に効果的です。
また、患者さんにとっても便利で、信頼感を高めることができます。
さらに、クリニックのホームページとLINEを組み合わせることで、集患効果を高め、患者さんとの関係を強化することが期待できます。
ヒーローイノベーションでは、歯科医院向けのLINE導入サポートを提供しています。
LINEの活用を検討されている歯科医院の方は、ぜひご相談ください。
参考サイト・文献
令和5(2023)年受療行動調査(概数)の概況|厚生労働省 P3
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jyuryo/23/dl/gaisu-kekka2023.pdf
令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
<概要>|総務省情報通信政策研究所 P11
https://www.soumu.go.jp/main_content/000953019.pdf
記事を探す
人気記事ランキング
お気軽にお問い合わせください
お電話でのお問い合わせ
MPクラウド(医療経営管理システム)を標準搭載
広告効果を可視化し集患をサポート
最新のホームページで
集患・増患対策を強化します