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お役立ちコラム
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最新の総務省の調査「情報通信白書」によると、2022年の日本のインターネットの利用率は84.9%にも及びます。飲食店などと同様、歯科医院をはじめとする医療機関も、インターネットで比較検討される時代です。選ばれるクリニックになるためには、ウェブ上での集患対策が必須と言えます。
本記事では、医院の認知度を高めて、新患を獲得するために欠かせないデジタルマーケティングについて紹介していきます。
目次
帝国データバンクの調査・分析(※)によると、2024年1~10月に発生した歯科医院の倒産・廃業は、前年比で1.8倍ペースであることがわかっています。2010年の調査以来、過去最多数を記録する勢いです。
その背景には歯科医師の高齢化や後継者不足なども挙げられていますが、大きな要因は「歯科業界の競争激化」と言えるでしょう。他院との差別化を明確にし、プロモーションを効果的に行わないと、患者数の減少は避けられません。
※参考サイト「帝国データバンク」レポート 「歯科医院」の倒産・休廃業解散動向(2024年1-10月)
いまや、飲食店などのように歯科医院選びにおいてもインターネット検索は欠かせないもの。これまでは家族や友人などの口コミで来院していた患者さんも多いと思いますが、最近では口コミサイトを参考にして来院する患者さんも多いのではないでしょうか?
競争が激化する歯科業界の中で、患者さんに選ばれる歯科医院になるためには、歯科に特化したマーケティングが必要になります。特に現代はより多くの人にクリニックを知ってもらい、来院を促すような「デジタルマーケティング」が重要です。そこでは歯科医院に適した効果的な方法で施策を打つことが大切になります。
歯科医院は、集患不足や競合となる歯科医院との差別化などの多くの課題を抱えています。また、まだまだネット上の口コミをうまく活用しきれていない歯科医院も多いでしょう。そこで、重要となるのが「デジタルマーケティング」なのです。たとえば、以下のような対策が必要です。
では、具体的にどんな取り組みをしていけばいいのか、解説していきます。
基本のデジタルマーケティングは、公式ホームページによる集患戦略です。効果的なSEO対策を行うことが重要です。
より多くの方に公式ホームページを見てもらい、来院を促すためには「キーワード選定」が大切です。
まず狙いたいのは、歯科医院がある「地域名」と、「歯科」や「歯医者」を組み合わせた検索ワードです。クリニックのある地域の名前を入れるのはもちろんですが、その他にもどの地域の患者さんの来院を狙いたいのかでキーワードを複数選定していきましょう。市区町村の名前や駅名などから、検索されやすい地域名を想定してください。
次に重要なのは、歯科医院の専門性を表現するような特化型のキーワードです。来院を促進したい治療や、医院で得意としている治療などをキーワードとしてSEO対策を行いましょう。
ローカルSEOとは、特定の地域や場所を検索したときに、その地域に関連するサービスの検索結果で上位表示を目指す施策のことです。
「Googleマップ」の最適化とは、Googleマップでクリニックのプロフィール情報が上位表示されるよう行う施策のことです。「地域名+歯科」、「駅名+歯医者」などの組み合わせのキーワードで検索したときに、Googleマップで上位表示されるためには「Google ビジネスプロフィール」の活用が必要です。
地域の患者さんが、歯の健康に関してどんな不安を抱えているのかをリサーチし、コンテンツを準備することが大切です。たとえば、子育て世代が多い地域であれば、子どもの歯の健康に関するコンテンツを充実させるとよいでしょう。
SEO内部対策とは、サイトの内部構造やソースなどを最適化し、検索エンジンの評価をアップさせて、上位表示を目指す施策のことです。サイトマップの制作や、関連する内部リンクの設置、リンク切れがないかを確認したり、サイトの更新頻度を高めたりと、対策できることは多数あります。また、以下のような対策は患者さんにとっても有効なため、積極的に行いましょう。
SEOで狙いたいキーワードは、コンテンツのタイトルや見出しに含めることが重要です。特に、歯科医院ならではの医療専門性が感じられるタイトルや見出しを意識しましょう。ただし、キーワードは詰め込み過ぎず、不自然にならないように注意しましょう。
ホームページを見る人が知りたい情報にたどり着きやすいように、クリニックで提供しているサービス別の詳細ページを設置していきましょう。ページ内の情報を整理し、掲載されているコンテンツを充実させることはSEO対策に有効です。
コンテンツマーケティングとは、歯科医院に患者さんを呼ぶために広告をうつなどの直接的なアプローチをするのではなく、歯科関連の有益な情報を届けることで自然と患者さんから信頼感を得て、来院を狙う方法です。
虫歯や矯正などの治療について医学的に信頼性の高い情報提供を行いましょう。大切なのは、クリニックに来院を促したい患者さんの悩みに合ったコンテンツを掲載していくことです。
公式ホームページの中に、ブログの機能を持たせているクリニックも多いのではないでしょうか。ブログはSEO対策にも有効なツールです。歯の健康や病気に関する情報提供を行っていきましょう。
【ブログ記事のネタ例】
「よくある質問」として、実際にクリニックに寄せられた質問と回答を紹介するページを設けているクリニックも多いでしょう。質問や回答が、ネット検索の結果に表示される場合もあります。文章はできるだけ簡潔に、患者さんの疑問がすぐに解消できるように工夫しましょう。
LINEやFacebook、Instagram、X(旧Twitter)、TikTok、YouTubeなどのSNS投稿やウェブ上の口コミも集患に大いに役立ちます。
SNSはリアルタイムで情報発信ができ、拡散力が高いツールです。普段の診療風景や、歯科医師やスタッフの紹介をはじめ、季節に応じた話題やキャンペーン情報などの発信にも適しています。
現在では、シニア世代でもSNSを活用している人が増えています。また、InstagramのリールやTikTokで短い動画を取り上げることで、これまで歯の健康に興味がなかったという若い世代にもリーチできる可能性があります。
Googleなどウェブ上の口コミを増やすために、院内の掲示物にQRコードを掲載して口コミの書き込みを促すのもよいでしょう。来院患者さんに直接レビューを依頼することもおすすめです。
「コストをかけてもよいから少しでも早く結果を出したい」というクリニックは、即効性のある広告運用をおすすめします。
宣伝したいサービスと関連性の高いユーザーに対して広告を配信することができるGoogle社が提供しているウェブ広告サービスです。ターゲティング設定で指定のキーワードを選択すれば、そのキーワードに関連性が高いウェブサイトなどの広告掲載枠にクリニックの広告を表示することができます。
SNSでは、広告を配信する地域を詳しく指定できる機能があります。たとえば、LINEは2024年3月時点で、国内月間アクティブユーザー数は9,700万人以上。たくさんのユーザーとつながることができるSNSです。公式アカウントを作って広告運用をすれば、市区町村単位などでメッセージの配信設定ができます。
限られた予算で広告を行っていくためには、費用対効果の高い広告手法を選びたいもの。実際に施策をした際には、必ずコンバージョン(CV)の測定を忘れずに。どのメディアが効果的なのかを分析し、効率的な広告戦略を進めていきましょう。
歯科マーケティングを成功に導くために、やるべきことを簡単にまとめました。
【SEO】
□ホームページのキーワード選定をする
□Googleマップを最適化する
□ホームページのコンテンツに適切なタイトルや見出しをつける
□ホームページにサービス別の詳細ページを作る
【コンテンツマーケティング】
□ホームページに歯科の専門知識を盛り込んだコンテンツやブログ記事を作る
□ホームページに「よくある質問」のコーナーを作る
【SNS】
□公式アカウントを作成し、情報発信を行う
【広告】
□GoogleやSNSの広告を活用する
□費用対効果を測定し、効果が高いものを続ける
競争が激化する歯科業界で、多くの患者さんを惹きつけるには、さまざまなデジタルマーケティングが不可欠です。とはいえ、診療の合間に効果的な方法を分析しながらマーケティングを進めていくのは至難の業。プロのマーケティング会社との連携する方が効果的な場合もあります。
ヒーローイノベーションでは、累計3500件以上の医療機関に特化した制作実績から、歯科医院のブランディングを意識したホームページ制作を得意としています。医療業界に特化したデザインからSEO対策からGoogle口コミ対策まで充実したフォローが可能です。お気軽にご相談ください。
【医療専門】歯科医院・クリニックのホームページ制作・作成|ヒーローイノベーション
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