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FLOW
クリニックの予約動線設計
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クリニックの予約動線設計
ホームページのアクセス数(PV)は伸びているものの、Web予約に繋がらないと悩む院長先生は少なくありません。費用や手間をかけて集めたアクセスが活かされないのは、大きな機会損失です。
アクセスがあるのに予約が入らない原因は、デザインの良し悪しや知名度ではなく、患者さんを予約完了まで導く「予約動線」にあります。
多くの医療機関を支援してきたHERO innovationのこれまでの実績に基づき、患者さんを迷わせずに予約へ導く動線設計と、よくあるNG例を紹介します。
ホームページが閲覧されることと、実際に予約されることは異なります。アクセスした患者さんは、「今すぐ予約したい」「自分に合うか確かめたい」といった目的を持ってページ内を移動しているためです。
特にスマートフォンで検索する患者さんの動きは迅速です。ページを開いた瞬間に欲しい情報が見つからない場合や、予約ボタンの場所が分からない場合は、すぐにページを閉じて他院を探し始めてしまいます。
どれだけアクセス数が多くても、予約までの道筋(動線)が途切れていれば、来院には繋がりません。
予約にたどり着く前に離脱してしまう原因は、主に3つの要素に分類されます。
| 壁の種類 | 具体的な状態 |
|---|---|
| 1. 見つけられない | 予約ボタンがどこにあるか分からない |
| 2. 進めない | 予約システムが複雑で入力が面倒 |
| 3. 不安 | 欲しい情報(診療時間、休診日、アクセス等)がない |
ホームページの動線整備では、これらの壁を解消していく必要があります。ボタンを分かりやすく配置し、入力項目を減らし、必要な情報へすぐにアクセスできるように改善します。丁寧な動線設計を行うことが、アクセスの取りこぼしを防ぐポイントです。
自院のホームページで患者さんを取りこぼしていないか、以下の5つのポイントを確認してみましょう。
予約ボタンは、ホームページを開いて最初に見える場所に配置するのが原則です。スクロールしなければボタンが表示されない設計では、患者さんを見失わせてしまうリスクがあります。背景色と同化してデザインに馴染みすぎているボタンも同様です。機会損失を防ぐために、最上部や画面下部に常時表示させるなどの工夫が求められます。
予約完了までの手順は、できるだけシンプルに設計します。入力項目が多すぎる場合や、初診時に複雑な会員登録を求められる場合、患者さんは途中で手続きをやめてしまいます。一般的なECサイトでの離脱と同様の現象が、クリニックの予約画面でも発生しているのです。不要な質問や入力を省き、短時間で完了できるシステム選びが重要です。
初診と再診の予約ボタンは、明確に分ける必要があります。初めて来院する方と、通院中の方では、求める情報や予約の手順が異なるためです。1つのボタンに両方の案内が混ざっていると、患者さんが混乱する原因になります。入り口の段階で「初めての方」と「通院中の方」の案内を切り分けることが大切です。
患者さんが「この治療を受けたい」「ここなら通えそう」と納得した瞬間に、すぐ予約できるボタンを用意しておくことが重要です。診療案内ページやアクセスページの最下部に予約ボタンがないと、来院の意欲が低下してしまうリスクがあります。各ページの読み終わりには、必ず次の行動を促す予約リンクを設置しましょう。
ホームページは、スマートフォンでの操作性を最優先に設計します。現在、クリニックを探す患者さんの多くがスマートフォンからアクセスしているためです。パソコン画面で綺麗に見えても、スマートフォンでボタンが小さすぎると、タップしづらくストレスを与えてしまいます。押しやすいサイズを確保し、操作しやすい画面構成を整えましょう。
患者さんを迷わせずに予約へ導くためには、ホームページ内の構造を最適化する必要があります。具体的な設計ポイントは以下の3点です。
スマートフォンの画面最下部や、パソコン画面の右上には、常に「Web予約」のボタンを固定して表示します。患者さんが予約しようと思った瞬間に、探す手間なく進めるようにするためです。ページをスクロールしても画面に追従するボタンの導入が役立ちます。
ボタンを探すストレスをなくすことが、離脱を防ぐ第一歩です。
各疾患や治療の解説ページの最後には、必ず文脈に合わせた予約ボタンを設置します。患者さんは「自分の悩みが解決するかどうか」を確認するためにページを読んでいるため、内容を理解して納得した直後が最も予約に進みやすいタイミングです。
ただボタンを配置するだけでなく、以下のようなメッセージを添えると効果的です。
「このような症状でお悩みの方は、当院へご相談ください」
【Web予約はこちら】
読んですぐに予約できる状態を整えることで、他院への流出を防ぎます。
予約の入り口は、「初めての方」と「通院中の方」の2ルートに明確に切り分けます。初めての患者さんと通院中の患者さんでは、予約時に求める手順が異なるためです。入り口が混ざっていると、手続きを途中で諦めてしまう原因になります。
| 対象の患者さん | 求める心理と最適な動線設計 |
|---|---|
| 初めての方(初診) | 不安を和らげる丁寧な案内と、分かりやすい問診入力を準備する |
| 通院中の方(再診) | 手間を減らすため、診察券番号の入力だけで最短予約を完了させる |
ルートを最適化することで、入力の手間による離脱を抑えられます。
ホームページの動線を改善しても、着地先である予約システムの選び方を誤ると、十分な効果が得られません。システム選定において確認しておきたい2つのポイントを挙げます。
予約システムは、見た目の美しさよりも患者さんの使いやすさを最優先に選ぶことが大切です。スタイリッシュで洗練されたデザインが、必ずしも患者さんにとって親切であるとは限りません。
例えば、以下のようなシステムは高齢の方やスマートフォンの操作が苦手な患者さんの離脱を招く原因になります。
幅広い年代の患者さんが直感的に短時間で予約できるか、という視点で検証が必要です。
導入する予約システムが、自院の診療スタイルと合致しているかを確認します。ホームページの動線を整えても、システムの仕様が実際のオペレーションとズレていれば、現場の混乱や患者さんの不満に直結するためです。
| 診療スタイル | 最適なシステム仕様 | ズレが生じた際のリスク |
|---|---|---|
| 時間枠予約制 | 日時を指定して予約枠を確保する | 診察が長引いた際に待ち時間が発生し、クレームに繋がる |
| 当日順番待ち制 | 当日の混雑状況に合わせて順番を受け付ける | 事前に時間を指定したい患者さんのニーズを取りこぼしてしまう |
実際の運用を考慮せずにシステムを選んでしまうと、受付業務の負担が増大する原因になります。自院の運用が「時間枠」なのか「順番待ち」なのかを明確にし、現場と患者さんの双方がスムーズに使えるシステムを導入しましょう。
ホームページの予約動線を整備した後は、増えた予約を確実に来院へと繋げ、次の集患へと循環させる仕組みが求められます。動線改善の次に進めたい対策を解説します。
Web予約が増えた次のステップとして、自動フォローメールの文面を最適化します。手軽に予約できる環境が整うと、一定数の無断キャンセルが発生しやすくなるためです。うっかり忘れや直前のキャンセルを防ぐために、配信メールの文面を工夫しましょう。
事前に変更の手続きを親切に案内しておくことで、無断でのキャンセルを防ぎ、当日の来院率向上に繋がります。
ホームページの動線整備と並行して、Googleビジネスプロフィール(MEO対策)との連携を進めることが重要です。現在はホームページだけでなく、Googleマップの検索画面から直接クリニックを探す患者さんが増えているためです。
マップ上で自院を見つけた患者さんをスムーズに予約へ誘導するための具体的な対応は以下の通りです。
Googleマップからホームページの予約ページへ直行するルートを整えることが、集患拡大のポイントです。
ホームページのアクセスを予約に繋げるためには、大規模なサイトリニューアルよりも「予約動線の見直し」が費用対効果の高い取り組みとなります。
どれほど費用をかけてアクセス数を増やしても、患者さんが途中で迷う設計のままでは機会損失が生じます。ボタンの配置や導線を少し整えるだけで、これまで取りこぼしていた患者さんを確実に来院へ結びつけることが可能です。高額な予算を投じる前に、まずは現状の動線にある課題を解消することが最優先といえます。
理想的な予約動線の要点は以下の通りです。
これらは、すぐに取り組める改善ばかりです。使いやすさの積み重ねが、数か月後の新患数やクリニック経営に違いをもたらします。
「アクセスはあるのにWeb予約が入らない」とお悩みの院長先生は、まずは自院のホームページに課題がないか確認してみてください。「自院のサイトに最適な動線設計が分からない」「客観的なアドバイスが欲しい」とお困りの場合は、どうぞお気軽にHERO innovationまでご相談ください。これまでのサポート実績をもとに、クリニックの機会損失をなくすための改善策をご提案いたします。
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