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【クリニックの看板】看板のサビ

こんばんは  看板担当の二口です
前回に続き看板の種類を紹介〜と 思ったのですが、最近気になる事があったのでそっちを勝手に計画を変更して先にそっちを紹介したいと思いまーす。
 
看板といえば代表的な自立看板!自立看板といえば鉄骨!外に出ていれば風雨にさらされて錆びてしまう。
金属ってどうしても錆が発生しがちなんです。。。
 
【錆(サビ)ってどうして発生するの?】
鉄の構造は鉄の原子(Fe)と自由電子e-でできていて、乾燥した環境であればその構造は安定しています。ここに雨などの酸素を含んだ水分がくっつくと鉄から電子を取り込みます。水の中には、OH-の陰イオンができて、鉄は電子を取り込まれてしまうのでFe3+の陽イオンに変わって水の中に溶けてしまいます。そうするとOH-とFe3+が結合してFe(OH)3
水酸化鉄になってやがて水分(H2O)が無くなるとFe2O3酸化鉄になるという仕組みです。また強電解質の塩分が加わるとサビの発生が促進されてしまいます。よくスキー場に来るまで行ったらすぐにタイヤ周りを洗った方がいいって言いますよね?これって融雪剤に塩化ナトリウムが含まれているからなんです。
イオンだの電子だの言われてもよくわからないですよね。要は水分と塩分にはとりあえず気をつけましょう!ってことです。
 
 
【錆(サビ)ってどれくらいで発生するの?】
もし防錆処理をしているものであるとすると屋外環境や天候・塗料によっても変わってくるので一概にはいえませんが、もし鉄の部分が露出しているとすると数日でサビてくるということもありえます。
ただ、何の処理もせず看板を立てることはほとんどありません。基本的には防錆塗装がされた鉄骨を使い、建てた後にタッチアップ(立てる際についてしまった傷などを再塗装する作業)を行なっていますので、一般的な塗料の寿命である5年前後が目安になってきます。
ただ、これば外的要因がなければの話。実際は風雨で小石や砂礫などが当たるので、傷がついてそこから錆びてくることが多く見受けられます。
先日も錆の相談があったのですが、看板を建てて2年未満で根元が錆びてしまったそうです。よく見ると根元には細かい砂利が引いてありました。このシチュエーションだと強風が吹けば砂礫がぶつかって傷がつき、そこから錆が侵食したものと推測されます。また台風が吹き上げた海の水にはもちろん塩分を含んでいるので、塩の影響もあり促進が早かったのでしょう。
 
【サビてしまったらどうすればいい?】
もし錆びが発生してしまったら、防錆処理を行いましょう。そのまま放っておくと腐食が進んで弱くなってしまいます。看板業者にサビを綺麗に落として再塗装してもらうようにしましょう。ご自身で処理を行うことも可能ですが、錆が残った状態で再塗装してしまうと中で腐食が進んでしまうのでなるべく専門知識のある方に頼まれた方が安心かと思います。
 
車や家とは違って看板ってなかなか細かいところまで見ないことが多いですが、半年〜1年に1回くらいは掃除のついでに気にかけてみてくださいね。

著者・監修者情報

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